メラニンの役割とは

肌を白く保ちたい人にとって、メラニンは強敵ですよね。
遺伝で作るメラニンは仕方ありませんが、
日焼けの影響で増やさないようにするためには、
できるだけ日光に…、いえ、厳密に言うと
紫外線に当たらないようしなくてはいけません。

日焼けだけでなく、しみやソバカスの原因ともなる
嫌われ者のメラニンですが、何のために作られるのでしょうか?

これは「肌の細胞を紫外線から守るため」なんですね。

皮膚に紫外線が当たることで、
細胞を作る皮膚の奥深くまでダメージを受けます。
皮膚細胞は、常に新しいものを作り続けていますから、
傷つけられた細胞が、傷つけられたまま細胞を作り続けると、
異常をもった細胞が生まれます。
その結果、皮膚がんの細胞を作りかねません。

ですから、紫外線を浴びると皮膚はメラニンを作って、
紫外線の防御壁にする、というしくみなのです。
そして、紫外線から開放されると、
皮膚の表面から剥がれ落ちます。

メラニンは皮膚がんを防ぐ?

昔の日本では、日光浴は奨励されていました。
ビタミンD3の合成に欠かせないと考えられていて、
健康にいいとされ、おひさまの下で、
真っ黒になって遊んだものです。

実は、1960年代まで、日本人はメラニンの量が多いから、
紫外線を防いで、皮膚がんにならないと言われていました。
お医者さんでも、これを信じていたようです。

確かに、メラニンの量が多い黒色人種の方が、
白色人種より皮膚がんになりにくいというデータはあります。
でも、日本人は、メラニンの量は中間ぐらい。
皮膚がんにならないなんて、そんなことはないのです。
1960年代から皮膚がんの患者は急増しています。

母子手帳から、最近、消えた言葉があります。

それは「日光浴」。

私は複数の母子手帳を持っていますが、
1人目の子には日光浴を勧める記述がありますが、
2人目以降の母子手帳には、日光浴を勧める文字はありません。

それだけ紫外線の害が明確になってきているんですね。

 
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